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癒しとは・・・ホリスティックな癒し

人は、本来、完全体として生を受けています。ここで言う「完全体」とは、生まれながらにして、不具や障害を持っていないということではなく、「完全に調和の取れた自然の状態・・光の完全な自己」のことを言います。たとえば、重度の障害を持って生まれてくる人は、それが他より劣っているのではなく、生を受けたときは、その人の段階で完全に調和の取れた自然な状態・・・光の完全な自己なのです。障害を持っていないことが完全で、持っていることが不完全と決めたのは、障害を持っていない人間だからです。「マイノリティ(少数派)が、劣っている、祝福されずに生まれた」と決めているのは、マジョリティ(多数派)に過ぎないのです。どちらも、生まれ出たその瞬間は、完全な光の存在なのです。

不調和は、「生きる」という営みの中で生まれます。自然な状態を放棄して、自らを規制していくことからストレスが生まれ、そのストレスが、自分を圧迫し、他を抑圧し、相互作用の中でより深いストレス状態の中に陥っていきます。不調和は、肉体・感情・霊性のレベルで起こり、その不調和が、噴出したものが、「病」です。

癒しは、不調和を調和に導くことによって起こります。肉体・感情・霊性のレベルに起こっている不調和をすべてのレベルで、調和に導くことです。

肉体・感情・霊性のどのレベルで不調和が起こっても、人は、本来の力を発揮できない状態に陥ります。本来の姿を継続させるために備わっている自己治癒力の低下により、心身の健康を維持できなくなります。

不調和を調和に導くことで、本来の力(自己治癒力)が活性化され、自ら、癒しが起こり、完全体である自己に戻っていくのです。

不調和を調和に導くテクニックは、色々あります。

西洋医学は、症状の出ている部分を解消し、肉体の本来の力を取り戻すため、薬や物理的療法を行います。東洋医学では、肉体をホリスティックに捕らえ、部分的治療ではなく、経絡や気の流れのから治療を試みます。代替療法の分野では、ボディワークといわれるものは、肉体のゆがみを修正することにより、自然治癒力の活性化を図ります。心理療法は、心理的な側面からアプローチし、芳香療法や音楽療法などはリラクゼーションにより、ストレスを解消することにより、自然治癒力を発現させます。レイキを含むエネルギーワークは、生命エネルギーの停滞が、自然治癒力を衰えさせるという観点から、エネルギーの流れを促進し、エネルギーブロックを取り去り、生命エネルギーを活性化させることにより、自然治癒力を引き出すものです。エネルギーワークの特徴は、肉体・感情・霊性のすべての部分にエネルギーレベルで働きかけ、単に肉体の症状を癒すに留まらず、その原因となる部分に癒しのエネルギーを送り、深い癒しを導くことにあります。

どの療法が完璧というものではなく、それぞれが、自分に必要なものを選択して、癒しが起こるプロセスを体験することに価値があります。

病気は、今までの人生の積み重ねの結果です。

「ちょっと待って、すこしは立ち止まって、自分の体や心のことも注目してよ。大切にしてよ。」という内なる叫びです。

病気という体験から得られるものはたくさんありますし、そこから、癒され、健康に感謝するというプロセスからもたくさんのものを受け取ります。

特別な能力者が、病や痛みを次から次へと取り去ってしまうと、このプロセスを踏むことができず、内なる不調和を癒すことができず、表面的な癒しだけがもたらされます。内なる不調和は残っていますので、また、いずれ、他の形で不調和が起こることになります。癒しは、その場の痛みを取り去るものではなく、長い人生を豊かに幸福に送るための気づきをもたらすものです。

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